チャリティー公演会&ミニライブの御礼

 先日開催したチャリティー講演会&ミニライブの模様をご報告いたします。

日本女子大学家政学部様と共催させていただき、約3年ぶりに素敵な会場をお借りして実開催とオンラインの同時開催を実現することができました。

 

 まずは例年通り簡単に団体紹介と2022年度の活動報告をさせていただいた後、日本女子大学の和田上先生より、社会的養護の現状をお話しいただきました。


 そして今回のゲストスピーカーであるKARINさんのお話を伺いました。社会的養護の出身者で、過去に実際わたしのみらいのプログラムに参加してくれていたKARINさん。その時のエピソードトークや、自立に向けて乗り越えてきたもの、これからやりたい事など、様々なお話をいただきつつ、自身が作詞・作曲された、『肩書き』と新曲の『REALITY』の2曲を披露してくださいました。お話もさることながら、その歌声に会場は感動に包まれました。


KARINさんの歌声はYoutubeチャンネルでもご視聴いただけます。

『肩書き』https://www.youtube.com/watch?v=ilrb7Y1uMb8

『REALITY』https://www.youtube.com/watch?v=r1YufgvU4Yc

『★KARIN☆彡』You tubeチャンネル https://www.youtube.com/@karin4816


 最後にKARINさん、和田上先生、わたしのみらいのスタッフで「ひとりひとりの未来のために」をテーマにパネルディスカッションを行いました。社会的養護の卒業生一人一人が、自分らしく道を切り拓き、自立していくにはどうしたら良いか、参加者の皆様とゆっくり考える、アットホームな時間となりました。


ご参加いただいた皆様から寄せられたアンケートの一部を抜粋してご紹介いたします。


「本来、公的な機関がしなければならない養護を必要とされている方々へのサポートをなされている事に頭が下がります。またKARINさんのしっかりとされた前を向いた発言に逆に励まされました。」


「KARINさんのお話、歌もとても良かったです。ありがとうございました。これからも応援しています。」


「大変有意義な時間となり、感謝申し上げます。わたしのみらいに参加した一人の社会的養護出身者が、伝える側になっていくという循環はとても素晴らしいことだと感じ、嬉しくも思います。 今後も、一人でも多くの社会的養護出身者の子ども達が、KARINさんのように夢を持つことを恐れず、自身の強みを発揮しながら社会で活躍してくれることを心から祈っております。 この会を開催するにあたり様々なご準備をしてくださったスタッフの皆様方にも、心から感謝申し上げます。」


 今回の講演会で皆様からお寄せいただいた金額は215,300円となりました。たくさんの温かいご支援を誠にありがとうございました。今後も皆様のご支援をいただきながら、頂戴したご意見を力にさらなる良い支援を目指してまいります。今後も何卒よろしくお願い申し上げます。


一般社団法人わたしのみらい

児童養護施設等で生活する高校生を対象に、大人になる/自立するってなんだろう、と自らが考える機会になるよう、プログラムを実施しています