新型コロナウィルス感染拡大により不安な日々が続いておりますが、黄色に輝くイチョウの木々には癒されますね。
今回は、年内最後の開催となった施設訪問型リモートプログラムの様子をレポートします。テーマは「知っておこう!働くときのポイント」。実際にバイトや就職をする前に、「労働法」の基本を理解しておくことは大切です。前回のプログラム終了時、参加者には厚生労働省が発行している「これってあり?まんが知って役立つ労働法Q&A」 の冊子を配布し、事前に読んでおいてもらいました。そして今日は、その中から実際に起こりそうなトラブルをクイズにして、それぞれグループに分かれ、答えを考える時間としました。
「え~っ…私だったら、残業代もらえないの嫌だなぁ」
「でも店長にお願いされたら、1回は残業してもいいかも…」
「契約書って、必ずもらえるの?」
「バイト中にお皿を割ってしまったら、やっぱり弁償かな…」
「最低賃金って、有休って、何?」
と、質問や意見が飛び交います。ボランティアスタッフの過去の雇用契約を見せてもらったり、実際の体験談を聴いたり、自分の身に置き換えて考えてみたりしながら、働くときは事前に雇用条件をしっかり確認した上で契約書を交わし、その控えをきちんと保管しておくことの大切さを理解してくれたようでした。
プログラム後のアンケートに寄せられた、参加者からの感想を紹介します。
「バイトを考えて選ぶようにする」
「高校生になったらバイトするから、その時に言えると思う」
「初めてだったけど、みんなやさしくてとても話しやすかった」
「次回もボランティアさんといっぱいしゃべりたい」
次回の訪問プログラムは年明けです!ご参加いただいたみなさん、来年また元気にお会いしましょう!
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