今年度最初の、児童養護施設にスタッフがお邪魔して行う施設訪問型自立支援プログラムを開催しました。今回お邪魔する施設でのプログラムも早4年目!今回は新型コロナウィルス感染防止の観点から、現地に赴くスタッフを3名に絞り、残りのスタッフはリモートでの参加でハイブリッドでプログラムを行いました。
昨年度から継続参加の一つ進級した参加者に、今年度から初参加してくれる新たな仲間を加えた今回のテーマは、「好きなことを紹介し合い、仲良くなろう!」です。
同じ施設で生活する仲間ではあるものの、プログラムを一緒に行うのは初めての参加者も交え、みんなで安全にプログラムをするためのルールを改めて確認し、GOOD & NEW(24時間以内に起こった自分にとって良いことや新しい発見)を一人ずつ発表しました。前向きなニュースを聞くと、みんなとても嬉しくなってきます!
今回は2つのワークをしました。1つ目は「好きなことマップを作ろう!」です。紙に自分の大好きなものを書き出したマップを作成します。書き終わったら、グループでシェアをして、他の人の「好き」を興味深く聞きます。
2つ目は「目標を立ててみよう!そして、宣言しよう!」です。「この一ヶ月の目標」を立て、最後に全員の前でそれを宣言しました。大事なのは自分で決めることと、なるべく具体的に書く必要があったので、みんな真剣!具体的で応援したくなる目標・宣言ばかりで、宣言の後は応援の声が飛び交っていました。
寄せられたアンケートの一部をご紹介します。
「これから先クラス替えとかあったときに自己紹介として使えるから(良かった)」
「言えたことがたくさんあった」
「他の人とたくさん話すことができて楽しかった」
「自分の好きなことを、周りの人にたのしく広められた」
みんなの距離も縮まったように思います。お互いの興味関心を知って、共感したりすることはとても大事だと、改めてスタッフも感じたプログラムとなりました。
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