夏休みが明け2学期が始まった頃、施設訪問型プログラムを行いました。
多数の児童から保育士の仕事について知りたいというリクエストがあり、今回は前半に「保育士のお仕事紹介」そして後半には「適職診断の体験」を行いました。
保育士資格を持つスタッフが講師となり、保育士が働く職場や業務について、保育士資格やその分野に関連する資格の紹介、資格取得のための方法、その学びのための奨学金制度など幅広く情報を得ることができました。
児童養護施設の職員として保育士資格を活かし仕事をしている大人たちは児童たちにとって身近な存在です。生活をともにしている職員たちがさまざまな分野の勉強をしてきたこと、そして今も学ぶことを続けているのだと知り「すごいな~」「がんばっているんだね」と感想を話す児童もいました。
福祉の職場だけではなく医療や教育、行政など多くの現場で保育士が活躍していることを知り「まずは今の学校での勉強をがんばる!」「生活のなかでお手伝いもしていろいろ身に着けたい」と意欲的な感想も聞かれました。
後半の「適職診断の体験」では、志望する職種が自分に合っているとわかり笑顔になる児童、まったく考えていなかった職業が向いているとわかり戸惑う児童、自分の新たな側面を知ることができ将来の仕事の選択肢が広がったと受け止める児童、なにより自分自身をよく知ることがとても楽しかった!自分を見つめ直すことになってとてもよかった!という感想が多くありました。
今の生活での積み重ねがどんな将来につながるのか、とても楽しみです。たくさんの経験をして、考えて、学んで、悩みながら、自分の選択を大事にして進んでくださいね!
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