こんにちは。わたしのみらいさんにてお手伝いをさせてもらっている「たぁ」です。私は千葉の児童養護施設の出身で、様々な社会の荒波や人間関係で困ったことが数多くあります。
荒波を華麗とは言い難いパドリングで何とか乗り越え、今ではギリギリ一人前の社会人になれたのではないでしょうか。少しでも子どもたちが社会で困るような事がないようにと、常日頃から頭を悩ませております。
かれこれ施設を卒園して20年が経ち、あの頃どんなことに悩んだだろうか?ということを思い出しつつその時のとったアクションについて徒然なく書き連ねて参ります。
1.孤独への挑戦。
施設にいる間は同年代の友人や、親代わりの先生方に囲まれることで人間的な寂しさを感じることはありませんでした。
しかし、卒園後はそうはいきません。家に帰ると誰もおらず、テレビが無い家であれば部屋の中は静寂に包まれてしまいます。この孤独に負けてしまい、危なくも魅惑的な様々な誘いに乗りがちです。当時は飲み会やサークル等に明け暮れていたような気がします。
この時取ったアクションは、孤独に慣れる。です。本を読む。散歩をする。ゲームに明け暮れる(非ネットワーク型)。など、一人でもできるインプットを粛々と行いました、この営みのおかげもあり、その後の人生における選択の確からしさを養えたと思います。
孤独の時こそ自分を育てよう!
2.金銭問題への挑戦。
施設にいる間は徹底して先生方に管理していただきましたし、何より気にするべきは毎月のお小遣いのみでした。
卒園後は多くの自由を手に入れますが、その分扱える時間もお金も飛躍的に増え、同じくらい責任も付きまといます。人間関係が一気に広がることによって、交際費と時間が爆増してしまいました。4月はまだしも5月、6月と続く支出に頭を悩ませてしまい、爆死寸前でした。
そこで始めたのが飲食店でのバイト。住居費と光熱費を賄いつつ、食費だけはバイト先で頂くことにしました。
バイト先のオーナーはとっても良い方で、「腹減ったらいつでも食べに来な!」と、豪快かつ笑顔で進めて下さりました。ありがとう、オーナー。お言葉に甘えてバイトのある日は昼と夜両方頂くことにしました。
お金が無い時こそお金を使わない!という意識を育てよう!
3.トラブルへの挑戦。
これは私が毎年必ず担当している「ほんとうにあった怖い話」のパートで赤裸々にお話しさせてもらっていますが、ここでも少しだけ触れてみようと思います。もし興味が出たら是非ご参加ください(宣伝)
1の孤独への挑戦でも少し触れましたが、様々な誘いがたくさんありました。特に現在はデジタル化が進み、そのプラットフォームは多様化しています。夜中の飲み会の誘いなどはかわいいもので、誰かを陥れて利を得ようとする悪い人は残念ながら世の中には一定数います。
闇バイトの誘い等も最近ではよく聞きます。こんな輩たちから残念ながら当時身を守ることができず、とても手痛い経験をしました。そこから普通の生活が送れるようになるまで6年程度の月日を要しました。
教訓としては、お金回りのことは最悪の事態を想像しながら動く必要があるということです。注意一秒怪我一生!本当に気を付けていきたいところです。
大きく3つお話しさせて頂きました。こういう話を聞きたい!こういう時どうしていましたか?など、ご要望がございましたらわたしのみらいさんを通じてご連絡頂けたらと思います。
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