紅葉がきれいな季節になりましたね。スタッフのひさるんです。今回は自分自身をどう捉えるかについてのお話です。秋の夜長に少しお付き合いくださるとうれしいです。
人は自分自身のことを知っているようで実は知らない部分がたくさんあります。気づいていないだけで、ある可能性が隠れていたり、発見できていなかったり、あるいは熟成期間中のため表に出るには少し時間が必要だったり、あなた自身はたくさんの可能性に満ち溢れている存在なのです。
「そうなんだ! でもあまりピンとこない…」
「いやいや…自分は何もできないし…」
「ホントかな… 自分で気づいていないだけなのか… どんな可能性があるのかな?」
いろいろな受け止め方があると思います。
例えば、物事がうまくいかないときにあなたは自分自身にどんな言葉をかけているでしょうか。
「わたしってダメだな…」
「自分にできるわけない!やるだけムダ!」
「自分は何もできないし、なんの力もない…」
「もう終わりだ… 人生いいことなんてない…」
こんな言葉が浮かぶことはありませんか。そして、これらがいつの間にか自分の内側で繰り返されてはいませんか。自分対自分の内的対話で自然におきることです。自分に対して、厳しい判断を下したり、ネガティブな言葉を繰り返しかけていると、いつの間にか「そうそう、私はダメな人間だから」と勘違いしてしまうことがあります。うまくいかない、失敗してしまった…そのような経験は人生の中で誰もが何度も体験するものです。そのときに後悔や落ち込み、混乱、悲しみ、怒り、無力感などさまざまな感情が湧いてきますが、それはそれでしっかり感じてみます。そして大事なのはそのあとです。
そのような気持ちになる経験をしたからといって、あなた自身がダメな人ではありません。どんな経験をしても、人としての価値とイコールではありません。
もし、自分の可能性を制限する言葉や自分自身を委縮させるような言葉を内的対話で多く発していることに気づいたら、いったん両手をパンと音がでるくらい叩いて、両手を上げ背伸びをして、空を見上げて、深呼吸をしましょう。呼吸はあなた自身がコントロールできるものです。
「呼=息を吐く、吸=息を吸う」これを意識してゆっくりと深呼吸を繰り返して新鮮な空気を自分自身で循環させましょう。
そして「よくがんばった!」「この出来事をしっかり受け止め、乗り越えようとしている自分はえらい!」などなど、とにかく自分をいたわって、慈しむ気持ちで言葉をかけてあげてください。自分では気づいていないだけで、この経験から何かを学んだあなたは自分の中の可能性を信じて進む力が備わっているのです。あなたの最高の応援団長は自分自身です。自分を信じて自分の人生を歩んでいきましょう!
0コメント