児童養護施設に訪問し、中高生対象の継続プログラムを開催しました。今回は緊急事態宣言中のため、施設と同じ地域に住む最低限のスタッフのみが現地訪問し、他のスタッフはオンラインで参加しました。
今回のテーマは「楽しもう!コミュニケーション」。自分の事を伝えるには、まず自分自身の事を知る必要があります。そこではじめに「イメージの花火」という方法を使い、自分自身の好きな事を展開してワークシートに記入していきます。
はじめはペンが進まない参加者もいましたが、スタッフと協力しながら制限時間内に自分の事を沢山紙にアウトプットできました。それをグループ内で紹介し合いながら、メンバーの共通点を探します。会話をしながら共通点が見つかると喜びの声が沢山聞こえました。
後半は中高生が同じグループの大人にインタビューをして、その大人の紹介文を作り、最後に皆の前で発表するワークにチャレンジします。他人にインタビューするとなると緊張したり、何を聞いたら良いか困惑する様子も見られましたが、同じグループのスタッフがサポートしながら、沢山の質問を投げかけました。
あるグループでは出身地の質問から、郷土料理に話題が発展し、その写真を見ると「おいしそう!食べてみたい!今度作ってみたい!」「みんなで食べたら楽しそう!」と盛り上がりを見せていました。
コミュニケーションを通じて、知らなかった事を知る喜びを実感したり、自分と異なる人の考え方や趣味等を聞けた事で、お手本にしたいと話す参加者もおり、インタビューをした人も、された人も、サポートした人も、皆に実りあるプログラムとなりました。
寄せられたアンケートの一部を紹介します。
「コミュニケーションが取れて楽しかった」
「人の話を聞くことはおもしろかった」
「今日やったことが楽しかったのでまたやりたい」
「大事なことを知れたと思います」
参加してくださった皆さん、ありがとうございました!次回も楽しみにしています!
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