施設訪問プログラムをオンラインで開催しました。今回は、選挙制度を学んで日本の未来について考えます。
プログラム開始時、参加者の中学生・高校生からは
「選挙ってなんだか難しそう…」
「自分に関係あるかもしれないけど、良く分からない…」
と言った声が聞こえてきました。中には「半年後18歳になるので有権者になることを意識している」と話す高校生もいました。素晴らしいですね~!
今回の講師は、仕事でドバイに駐在しているスタッフが担当しました。自己紹介の中で、ドバイの景色の写真が画面に映し出されると「かっこいい~!」「いつか行ってみたい!」と参加者も盛り上がります。
そしていよいよメインテーマの選挙についてのお話です。選挙制度の仕組みを学びながら、自分自身にどう関係してくるのか考えてみます。
『なぜ選挙に行く必要があるの?』等、投げかけられた問いについて、グループごとにボランティアの大人と一緒に自由に意見を出し合っていきます。その様子からは参加者全員が、政治を自分事として考えていることがうかがえます。
「政治をする人は私たちの代表。代表を選んでいるのは自分自身ということになるから…自分が政治の鍵を握っていると言えるかもしれない」
「公約をどう理解し判断するかもとても大切なことだと思う」など、
大人が感心する意見がどんどん発表されました。
また、諸外国と比較すると日本の投票率が低い現状を知り、どうしたら投票率がアップするか、意見を出し合いました。
「コロナ給付金のように必要なことにお金が使われるのは良い、こう言うことをちゃんと考えてくれる人になら投票したいと思う」
「税金使うから、みんなの幸せをちゃんと考えてくれる候補者がいるなら投票に行ってもいい」
「自分たちが選ぶという意識をしっかり持てるように、今日のような機会があるといい」
など、未来の有権者のディスカッションは白熱し、感心するばかりでした。子どもたちの純粋なエネルギーが、これからどんな社会を創っていくのか楽しみですね!
アンケートからいくつか感想を紹介します。
「選挙のこと楽しく学べたしこれから役に立つと思う」
「積極的に自分の意見を言ったり質問できてよかった」
「選挙についてなるほど!と思うことが多かった」
「選挙は自分の未来にかかわってくることがわかった」
「大人たちがとてもわかりやすく教えてくれたし勉強になった」
「半年後選挙権をもらえるのでいろいろ知れてよかった」
参加してくれた皆さん、ありがとうございました!
0コメント