今年度第3回目の施設訪問型プログラムを実施しました。今回のテーマは、「大切な自分の未来について考えよう!」。先輩の体験談などを聞いたり、質問したり、「進路選択」についてワークを交えながら考えました。
まずは、進学と就職のどちらを高校卒業後の進路として選ぶか?それぞれどういったことが待ち受けているのか説明を受けました。
とは言え、この選択はすごく難しい…そこで、まずは既に社会的養護を卒業して働いている一人の先輩の話を聞きました。
「高校生のときになりたい職業を決めて進路を決定しましたか?」
「高校卒業後の進路は、いまの職業に結びついていますか?」
「高校卒業後の進路について選んでよかったこと、大変だったことは?」
「今の仕事にやりがいを感じますか?」
先輩自身の体験談をもとに、参加者からの質問にも分かりやすく答えてくれました。
その後、それぞれグループに別れて感想を話し合ったり、グループにいる大人のスタッフに、先程と同様の質問したりしました。自分の未来や進路について真剣に考えているからこそ、参加者からはどんどん質問が出てきました。スタッフはその質問に対して、自分の過去や体験を振り返りながら話したり、逆に参加者に質問をしたり。今日のプログラムは、それぞれのグループごとに集中して取り組んでいました!
最後にワークの中で、印象に残ったことや、へぇ…!って気づいたことをまとめて、全員の前で発表をしました。
今回のプログラムは、自分の進路が決まっている子も、そうでない子も、自分の大切な将来を考えるいいきっかけになったと思います。と、同時に大人も過去を振り返り、色々な事に気付かされましたプログラムとなりました。
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