一緒に学ぼう!お金と法律!

 今回のプログラムは、J.P.モルガンの社員の皆さん、森・濱田松本法律事務所の弁護士の皆さんが「お金と法律」について、講師とグループワークのサポートをしてくださいました。

 都内の会場をお借りして、ハイブリッド型式での開催となった今回の会場は、ビルの高層階!普段とは違う環境に高校生たちもドキドキ!初めこそ緊張している様子も見られましたが、話をするうちに自然と打ち解けて笑い声が聞こえてきました。

 

 まずはJ.P.モルガンの社員さんの講義で、お金はなんのためにあるのか?お金との正しい付き合い方等を教えていただいた後、一人暮らしを始める時のシミュレーションをしました。今回は家電選びを中心に必要だと思う物をリストアップし、グループごとに家電量販店に出向いて、買いたい家電を自分の目で確かめるフィールドワークを行いました。

 実物を見ることはとても楽しく、皆ワクワクしながらワークが進みます!将来購入するときのイメージが具体的になり、選ぶポイントをグループの大人や、家電量販店の店員さんに教えてもらった体験は、とても豊かな時間となりました。

 オンラインでの参加者は、ネットを活用して商品を見ながら選ぶポイントを学びました。ネットでの買い物が当たり前の時代、自分にあった必要な物を選ぶポイントを知ることができ安心です。


 美味しいランチをいただいたあとは、森・濱田松本法律事務所の弁護士の皆さんから成年年齢引下げについての注意点を教えていただいた後、「契約」についての注意点を、具体的なエピソードをもとにクイズ形式で学びました。グループ毎にディスカッションをする事で、より深く事例を考え理解できたようです。法律について困ってしまう事態に巻き込まれたら、周りの大人や公的な相談機関に早めに相談するのが大切、という事も確認しました。大人になっても困る事はありますし、誰も一人では生きていけません。困ったら相談する事を選んでくださいね! 

 今回ご参加いただいた皆さん、サポートいただいたJ.P.モルガンの社員の皆さん、森・濱田松本法律事務所の弁護士の皆さん、一緒に楽しく安心して過ごせる時間を創りあげてくださり、ありがとうございました。

 

 寄せられたアンケートの一部を抜粋してご紹介します。

「お金や家電の中で、一番必要な物を順位をつけることで、必要なものを見分けられた。大人の方たちとの会話は、とても緊張したが、積極的に話しかけていただいて楽しかった。」

「ほしいもの、必要なものの違いが分かるようになった」

「お金の上手な使い方を知ることができたので、これから意識して上手にお金と向き合えたらいいなと思いました。」

一般社団法人わたしのみらい

児童養護施設等で生活する高校生を対象に、大人になる/自立するってなんだろう、と自らが考える機会になるよう、プログラムを実施しています