施設訪問プログラムを実施した様子をレポートします。
今回のテーマは「デートDVを知り、尊重しあえる関係性について考えよう!」です。
10代のカップル3組のうち1組に、デートDVが起きているという調査結果もあります。
暴力が起きている関係性には、どういったケースがあるのでしょうか?まずはデートDVの実情を知ることから始めました。
その中で、暴力といっても様々なかたちがあることが分かり、そしてそのすべてに、支配・コントロールという関係性があることを学びました。
次に、高校生のデートDVの事例をもとに、二人の関係性について客観的に考えたり、もし自分が被害にあっている立場だとしたらどうするかを、少人数のグループに分かれて意見交換しました。
参加者からは
「本音をどのように伝えるかがすごく大事だと思う」
「相手のことを大切にしていないと思った」
「被害にあったら別れたいけど、相手が怒って怖いから一人では対応が難しい。友達や大人に相談しようと思う」
などの意見があがりました。
また、学校の公民の授業で基本的人権を学んだ参加者は、改めて「権利」について考えたと話してくれました。
デートDVは安心・安全に生きるという権利が脅かされてしまうことだと改めて確認した上で、もし自分が被害にあったらどうしたら良いのか?もし友達からデートDVの相談を受けたらどうしたらよいのか?を、具体的に学びました。
プログラムの感想として、
「お互いを尊重しあえるためのポイントも学んだことで、恋人だけではなく様々な人とのコミュニケーションに活かせそう」
という声も寄せられました。
今回のプログラムで学んだ「対等な関係性」を意識して、お互いを大切にし合い、楽しいお付き合いをしてくださいね!
もし、困ったり悩むことがあったら、早めに相談しましょう。
0コメント