今年度3回目の施設訪問プログラムの様子をレポートします。今回のテーマは「一人暮らし」です。少人数グループを作り、一人で暮らすことをイメージして自分が住みたい物件についてネットを活用して探してみました。
どのように探したら良いのか大人に聞きながら、住みたい地域はどこか、自分のこだわりは何か、対話をしながらイメージを膨らませていきます。イラストを用いて間取りや家具の配置を考えたり、大人から一人暮らしの体験を聞いたりしながら、各々が自分好みの物件選びを体験しました。
一人暮らしでは様々なことに直面しますが、その中のひとつに「寂しさ」があります。今回の物件探しのワークの中で、このことが話題となったグループもありました。精神的自立に関する事柄でとても大切なことです。
一人で暮らしたときに「寂しさ」「不安」「困惑」などの感情を感じたときや、困り事や心配な事が起きたときに、それらを話し分かち合うことができる関係性があると、それは大きな力になります。自分の中にある「自分を表現すること」「人とつながる力」を大事に育てていきましょう。
参加者のアンケートの一部を紹介します。
「いろいろ話せたし、ワークが楽しかった!」
「物件を探すときに多くのことを調べることができてよかった」
「一人で暮らすときの参考になることがたくさんあった」
「料理を練習して、将来楽しんで生活したいと思った」
参加してくれた皆さん、ありがとうございました!
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